国語(現代文)の成績を上げたい!!点数を上げるための考え方7選!!~後篇~
はじめに
「国語(現代文)の成績を上げたい!!点数を上げるための考え方7選!!」の後篇です。
前篇では国語の成績を上げるための心構え、中篇では本文を読むときのポイントをお伝えしました。
前回のおさらいや、はじめてここを訪れた、という人は、ぜひ前篇と中篇も読んでみてくださいね!
さて、いよいよ最終回となる今回は、国語の勉強以外のことをお伝えします。
国語の成績が上がらないのは、案外、単純なことが抜けているからかもしれませんよ?
というわけで、後篇を見ていきましょう!
目次
その6:” 広い心”がアナタを救う!?自分の主義主張は封印せよ!!
いきなりですが、アナタは心が広い人間ですか?
自分で言うのはなんですが、僕はどちらかというと広い方だと思います。
まあ、普段がどうであれ、少なくとも国語の問題と向き合う時は広い心を持ちましょう。
どいうことかというと、国語の成績が安定しないという人の中に「共感できない問題はできない」という人がよくいます。
こういう人は、文章に共感できないがゆえに無意識のうちに途中から理解を放棄してしまうというということが起こりがちなんです。
人間は、相手に共感できないとハナから相手の意見を聞き入れなくなる傾向にあります。親から理不尽なことで怒られたら、絶対聞かないでしょう?あれと同じ。
でもそれでは、筆者が言いたいことを読み取れるはずないですよね。
なので、たとえまったく共感できないとしても「ああ、そうかそうか。キミはそういう風に考えるんだね」と筆者を包み込むような心で受け止めてあげる、広い心が必要なんです。
つまり、どんなにそのテーマに自分の意見があろうとも、まずはその筆者の主張を聞いてあげる姿勢を持ちましょう。
自分の主義主張を持つことはとても大切なことですが、主義主張をまずは抑えて相手の意見に耳を傾ける、ということをしていきましょう。
その7:国語以外も超大切!国語は他の教科で強化せよ!!
国語の本文を読んでいるとき、聞いたことのあるテーマだったりするとすんなり内容が頭に入る気がしませんか?
当たり前ですが、国語の問題を解くとき、扱われているテーマを知っているととても有利になります。
そりゃあそうですよね。
どんなことを議論するのか、どんな論理が展開されるのかがある程度予測できるわけですから、読みやすいはずなんです。
となると、そういったテーマのことを知っておきたいですよね。
そんな時に役立つのは、実は学校の国語以外の教科です。
特にオススメは世界史、日本史、政経や現代社会、倫理といった社会系の教科ですね。
国語で出てくる文章のジャンルは多くの種類がありますが、その多くが、結局は現代社会の問題点を論じたものに落ち着きます。
そして、そういったことを議論する際の道具として使われるのは、えてして政治・経済の歴史や哲学者の考え方の移り変わり、文化の変容といったものになるのです。
で、これらのことは、社会の授業の中で絶対に話される内容のはずなのです。
政治や経済の話は難しいし、あまり自分とは関係のない話に思えるかもしれないです。ですが、国語のテーマを知るいい機会だと思って、しっかり聞くようにしましょう。
もしくは、社会の用語集や問題集などで政治の概念や思想家の考え方を覚え、それを国語の時に思い出してみましょう。
そうすれば、社会の勉強と国語の勉強が両方できてお得ですよ!
おわりに
さて、いかがだったでしょうか?
前篇から続いてきた考え方のポイントは今回で終了になります。
国語の勉強は一朝一夕にはいかないものですが、今から少しずつやって、成績をバッチリ上げていきましょう!
今回は、本当に考え方だけをまとめたものなので、具体的な解き方などの直接的な内容はありません。
いずれ問題の解き方についてもまとめるつもりなので、具体的な解き方が知りたい方はそちらを見てくださいね!
知りたいことなどをコメントしてもらえると、記事が早く出来上がる……かもしれません(笑)
それでは、また!!