塾内アンケート・顧客満足度1位講師が教える!!人気講師になるコツ5つ!!
目次
- はじめに
- その1:生徒の話は肯定的に聞こう!否定は極力しない!!
- その2:先生は何でも知っている!幻想を壊すな!!
- その3:授業は「わかりやすく、面白く」が鉄板!!
- その4:講師は見た目が9割!嫌われない身だしなみを!!
- その5:変人は記憶に残る!変なところをワンポイント作れ!!
- おわりに
はじめに
5月です。
この時期になると、塾でアルバイトをする学生さんやこれから塾で働こうかなと思っている学生さんは増えているんじゃないかと思います。
すでに塾で働いている人は、もうそろそろ、どうしたらいい先生になれるのか悩んでいたりするはず。
逆にまだ塾で働いていない人は、いい先生になれるか不安になったりしますよね。
実は、自慢ではないですが、今まで働いた塾ではいずれも人気講師でした。
毎年、バレンタインにはチョコをもらうくらいには。
2016年秋には当時務めていた塾の保護者・生徒アンケートで、顧客満足度1位をいただきました。
ぶっちゃけ人気講師になるコツは保護者と生徒に信用されることです。
信用されれば講師が言ったことを生徒はきちんとやりますし、その講師を裏切りたくないから勉強もきちんとします。結果、講師が特に何もしなくても成績は上がります。
というわけで、僕が常に実践してきた信用される人気講師になるコツをお教えしましょう。
すべてを実践した方がいいですが、日々の積み重ねが必要なものもあります。
できることから1つずつやって、人気講師を目指しましょう!!
その1:生徒の話は肯定的に聞こう!否定は極力しない!!
人間誰しも自分のことを肯定してくれる人に好感を持つものですよね。
それは生徒であっても同じです。
逆に否定されると自分のことがわかってもらえないと感じ、生徒は心を開いてくれないのです。
だからこそ、生徒の話はどんなにくだらないと思える話であっても、どんなに自分の興味とは離れていても真剣に聞いてあげましょう。そのときは、自分の意見があっても極力否定はしないことがポイントです。
生徒がアナタを話のわかる人だと思ってくれたら、学校や保護者や先輩に対する愚痴、趣味の話、ファッションの話や部活についてなどなど、生徒はいろいろなことを話してくれるはずです。
これは授業でも同じ。どんなにくだらない質問であっても絶対に否定はしない。「そんな簡単なこと」と切り捨てないでていねいに答えてあげましょう。
生徒の成績を上げるためには、講師である自分の言葉をしっかり聞いてもらわなければいけません。
そのためには生徒に信用されることが大切。その信用を得るためには、生徒にとって自分が味方であり、仲間だと思ってもらう必要があります。
そのためには、まず、生徒の話を親身になって聞く。これが大切です。
その2:先生は何でも知っている!幻想を壊すな!!
先生は何でも知っているもの、少なくとも担当している教科や、受験のこと勉強の仕方についてはとても詳しいはずだ、と思っているものです。
実際には、受験をしたかどうかや何が専攻かで違うのですが、生徒や保護者はそんな事情を知りません。
なので、信用されるとそれこそ何でも聞いてきます。
まあ、わからないなら、知ったかぶりをするよりも正直にわからないと言ってしまって、次に会う時までに調べた方がいいでしょう。
知ったかぶりで間違ったことを言ってしまうと、取り返しのつかないほど信用を無くします。
ですが、そこで安易にわからないというよりはスパッと答えられる方がカッコいいですよね。カッコいいだけでなく、より信用されるでしょう。
なので、皆さんは常に担当している教科の勉強法や問題の解き方などを研究してください。
また、よく担当する生徒の志望校などはしっかりと覚えておいて、難易度や受験形式などを覚えておくようにするといいでしょう。
そうすれば、少し難しい質問でもスパッと答えらえられて、カッコいい講師になれるはずです。
また、こういった知識は2年目以降もけっこう使えるので便利ですよ。
その3:授業は「わかりやすく、面白く」が鉄板!!
当たり前と言えば当たり前なのですが、わかりやすく面白い先生の授業はたいてい印象に残ります。そして、それが勉強に生かされることで成績が上がります。
ということで、まずはわかりやすい授業を目指しましょう。
わかりやすい授業にはいろいろありますが、コツとして一番大切なのは教科書や教え方マニュアルに書いてあることを鵜呑みにした授業をしないこと。
必ず書いてあることをかみ砕いて説明できるようにしましょう。
教科書を見てわかるなら塾なんていりませんからね。教科書をそのまま写すなんてことはやめて、自分なりにポイントをまとめたり、覚え方を開発してみたりしてください。
僕はたとえ話やイメージ図、道具をよく作っていました。
わかりやすい授業がある程度できるようになったら、そこに”おもしろ”を入れてみましょう。
”おもしろ”といっても別にすべて受けるような高度なものは必要ないです。芸人になるわけではないですから。
たとえば、用語に関連するダジャレを言いまくったり、書いた図にちょっと手を加えて落書きにしてみるといったことをしていました。
別にくだらなくても、そういった少しのことが、帰宅後の生徒の口から保護者の耳に入ります。少しでも塾の面白かった話が出れば、保護者は塾やその授業をした講師の評価を上げてくれます。
結果、アナタの評判は上がっていくことになります。
その4:講師は見た目が9割!嫌われない身だしなみを!!
江戸時代における最大の恋愛奥義は「嫌われないようにしろ」ということですが、これは講師においても同じです。
別に容姿がカッコよくても人気講師にはなれませんし。
なので、勤務中は清潔感のある格好をしておきましょう。
髪がぼさぼさではないか、フケはついていないか、服に汚れはないか、といった常識の範囲で構わないです。
意外と盲点なのはニオイです。
口臭であったり、汗のニオイはよくあるNG項目です。
口臭については授業がある日のニンニク料理を避け、タバコも1時間前から控えましょう。
汗についてはこまめに拭くことと、普段から汗をかくことに慣れておき、ニオイが少ない汗を出すように。
着替えられるなら、替えの服の用意をしておくのがベストです。
また、着ている服のニオイや香水、化粧品のニオイは自分では気づきにくいポイントです。自分がいいニオイだと思っていても、相手には気に入られないこともありますから、できるだけ無臭かほんのり香る程度までにしておきましょう。
スーツなどは無臭の消臭スプレーを定期的に使い、化粧や香水はニオイが控えめなものにするといった配慮をするといいですね。
その5:変人は記憶に残る!変なところをワンポイント作れ!!
いわゆる予備校には有名で個性的な人気講師がたくさんいます。
僕の恩師にも、ゴスロリファッションの男性講師がいました。
実はこういうインパクトは大事な要素です。
そのインパクトで授業の記憶が形作れる場合があるからです。
とはいえ、そもそもわかりやすく面白い授業であることが前提です。
本来の講師という仕事からは離れますから、実力がなければ逆にクレームにもなります。
とはいえ、そこまで気負わなくともできることがあります。
たとえば、僕は保護者への報告書に必ずだれも使っていない万年筆を使っていました。万年筆自体、あまり見たことがない生徒が家で話題にし、保護者に名前を覚えてもらえました。
もう一つは、常に失敗したエピソードを生徒に話すことをしていました。
講師は成功体験をよく口にしますが、自分の失敗体験は話さないことが多いです。
その逆に失敗談をしてそうならないようにうながすことで、生徒からも保護者からも喜んでもらえていました。
こんな感じで、自分に他の講師にはない色を付けてみるとそのちょっと変わった人となりで、人気講師になることもできますよ。
おわりに
いかがでしたか?
人気講師になるための方法を見てきましたが、やはり一番は信用を得ることです。
そのためには日々の努力と広い心が必要です。
かわいい生徒たちのために成績を上げるためにも、まずは生徒のことをよく知り、担当強化をよく知り、研究を重ねていきましょう!
ここに挙げた例は、実際に僕が実践してきたことですが、人によってできることで着ないことがあると思います。
例についてはふーんくらいの参考にして、自分に合ったものを見つけていくようにしましょうね。
さあ、明日からアナタも人気講師だ!