不安がいっぱいのバイク教習……。バイクの免許を取ろうと思ったときにやっておきたいこと6つ!!
- はじめに
- その1:バイクに乗りたい理由をしっかりと持とう!
- その2:バイクでどんなことをしたいかイメージしておこう!
- その3:雑誌やまんが、動画で予習しておこう!
- その4:スケジュールに空きを作れる時期を確保しておこう!
- その5:教習所をしっかりチェックしておこう!
- その6:ヘルメット、グローブ、シューズを用意しておこう!
- おわりに
はじめに
僕がバイクの免許を取ってから約1年が経ちました。
これまで事故も違反もまったくなく、いろいろなところに行って楽しんでいます。
←僕の愛車です!!
どうやら数年前からじわじわと来ていたバイクブームは、今後何年か続きそうな気配を見せていて、バイクの免許を取りたいと思っている人も多くなっているようです。
ですが、バイクの教習所に行くことに不安を持っている人もけっこう多いんじゃないでしょうか?
なにせ自動車よりも圧倒的にバイクは少ないですからね。
見本となる人が周りにいなくて、何が必要かとか気をつけた方がいいことはなんなのか、とかとっても悩みます。
かく言う僕もそうで、バイクの免許を取ろうと思ってから実際に教習所を訪れるまで、なんと4ヵ月ほど時間を使ってしまいました。
というわけで、今回はバイクの教習所に行く前にやっておいた方がよいことをまとめておきます。
今後、バイクの免許を取ろうと思った人は是非とも参考にしてくださいね。
その1:バイクに乗りたい理由をしっかりと持とう!
あなたはどうしてバイクに乗ろうと思ったのでしょう?
なんとなく?
カッコいいから?
彼氏(もしくは彼女)が乗ってるから?
どっかに旅行に行きたい?
いろいろあるとは思うんですが、正直どんな小さな理由でもいいんです。
とにかく、バイクに乗りたい理由はしっかりと持っておきましょう!
バイクの免許って、実はとんでもなく贅沢なものなんですよね。
なぜなら、普通の自動車の免許と違って取る必要性って皆無だからです。
バイクの免許なんてなかったとしても、生きていくことに一切支障はないんですよね。
だからこそ「取ろう!」と思ったら、その理由を大事にして欲しいんです。
そうしないと、免許を取る途中で離脱してしまうことにもなりかねません。
はっきり言ってバイクの免許を取るのは自動車の免許を取ることより大変です。
バイクは重いし、夏はメチャクチャ暑いし冬はメチャクチャ寒いしと環境は最悪です。
バイクを乗らない理由なんて腐るほどありますし、免許を諦める理由も腐るほどあるわけです。
だから、どんなに小さくてもバイクに乗ろうと思ったのであれば、その理由を最後まで持ち続けて絶対にバイクの免許を取ってやりましょう!
その2:バイクでどんなことをしたいかイメージしておこう!
バイクに乗りたい理由ができたら、次はバイクでどんなことをしたいか妄想してみましょう。
実はバイクに乗りたい理由とともに、どのようにバイクを使うのかはかなり重要なことです。
まずはここで、各免許について少しまとめましょう。
小型限定普通二輪免許(普通二輪小型限定)
排気量は125ccまでで、免許取得は比較的簡単です。
2人乗りもできて、通勤通学に便利なサイズなので気軽にバイクが楽しめます。
最近、バイクメーカーも力を入れているサイズなので、ラインナップも豊富になってきています。
税金や保険も安いのは魅力的ですね。
ですが、高速道路は走れないので、遠出をするときには不便です。
ナンバーがピンクなのも個人的にはちょっとカッコ悪く感じてしまいます。
普通自動二輪免許(普通二輪)
排気量は400ccまでで、ここから本格的な教習が必要です。
ですが、その分、本格的なバイクライフが送れます。
2人乗りもでき、高速道路もバッチリ!
国内だと250ccまでのクラスと400ccまでのクラスに分かれます。
250ccを超えるかどうかで、法定車検の有無や自動車税の金額が変わるので、どちらのクラスを選ぶのかは悩みどころです。
次の大型免許が教習所でとれるようになってからは購入者が以前より少なくなって、ラインナップが減ってしまっているそうです。
とはいえ、この数年で海外メーカーも積極的に参入し始めたので、今後魅力が増していくかもしれないですね。
大型自動二輪免許(大型二輪)
排気量の制限はないので、どんなバイクでも乗ることができます。
車格、パワーも大きく、ラインナップも豊富です。
バイクを楽しみ尽くしたいなら、持っておいて絶対損はないです。
ただ、その分、教習も長くなりますし、大きいバイクは慣れないと大変かもしれません。
税金や車検、保険料もそれなりに高くなるので、その点は注意ですね。
どちらにせよ、普通免許を取ってから取ることになります。
なので、とりあえず普通免許を取りつつ、大型も取るかどうかを考えるのも1つの手です。
さて、どうでしょうか?
金額的な面は置いておいて、ポイントになるのは高速道路を走れるかどうかです。
遠出を絶対にしない、と割り切ってしまえば125ccクラスも選択肢に入ります。
ですが、少しでも遠出をする可能性があるのなら、普通免許以上のバイクを選ぶようにしましょう。
大きければ大きいほどいい、というわけではありませんが、高速道路を走れるかどうかは大きいですよ!
その3:雑誌やまんが、動画で予習しておこう!
教習所に行こと思っても、実際にどんな教習をするのかがわかっていないと不安ですよね。
そこで登場するのが雑誌やまんが、youtubeなどの動画です。
オススメ雑誌
バイク雑誌では定期的に初心者向けの記事を載せている場合があります。
特にタンデムスタイルはバイク初心者から読みやすい雑誌で、オススメです。
ちょっと記事がふざけすぎていてギャグが寒い点はマイナスですが、バイク用語辞典が毎号ついていますし、初心者が疑問に思っていたり悩んでいたりすることによく対応してくれている雑誌ですね。
オススメまんが①:藤末さくら作『どこまで行けるかな?』
漫画家の藤末さくらがバイクに乗ろうと思ったきっかけから、バイクの免許(普通自動二輪免許)を取得するまでの実録奮闘記です。
運動不足・日光不足・身長150cmの運動音痴の30代女子がバイクに乗れるようになるまでのハード(?)な日常が描かれています。
作者の実体験なので、説得力もバツグン!
読んでいて飽きません!
どんな教習をやるのかやつまずいた時のモチベーションの保ち方、心構えなどを楽しく学ぶことができました。
教習所に通っているときも、かなり心の支えになったまんがでしたね。
今でもときどき読み直しています。
オススメまんが②:おりもとみまな作『ばくおん!!』
アニメ化もされた女子高生バイクまんがです。
バイクに乗る楽しさや感激、苦しさや辛さがとてもよく表現されています。
もちろん、まんがとしてのおもしろさもしっかりあって、「バイクに乗るんだ!」という原動力になってくれるまんがです。
バイクあるあるがネタになっているので、あまりバイクに詳しくなかったとしても、こんなことがあるんだと勉強にもなりますね。
オススメ動画:二宮祥平ホワイトベース教習所
最近、バイクの動画ブログが流行っていますが、その代表格ともいえる二宮祥平さんの動画です。
その中でも「ホワイトベース教習所」と言われる動画は非常に参考になります。
教習でつまずくポイントやその克服法は一見の価値ありです!
とはいえ、実際の教習所と違っていることがあったり、自分には合わない部分もあったりしました。
そこは個人差だと思うので、動画をすべて鵜呑みにするというよりは、動画からヒントを得て、自分なりにアレンジしていくと教習がうまくいきますよ!
いかがでしょうか?
教習はとてもつらいこともあるし、くじけそうになることもあります。
ですが、まんがや雑誌、動画で気分を紛らわしながら、楽しく学び、一個ずつクリアしていくと、そのつらさもきっといい思い出になります。
その4:スケジュールに空きを作れる時期を確保しておこう!
バイクの教習をはじめてから、意外と大変なのがスケジュールです。
実技については予約制なうえ、一日に受けられる上限が決まっています。
また、うまくいかなければもう一回同じ教習が必要だったり、効果測定や卒検で落ちれば補習を受ける必要もあります。
そんな中、仕事などでギュウギュウのスケジュールになっていると、大変です。
なにせ、今日の教習が終わって次は1ヶ月後、なんてことになると、それまでの運転感覚が失われ、まったく運転できなくなっていることがあるからです。
そうなるとやり直しばっかりになってやる気も下がりますし、下手に長引けば教習期間を超えてしまい、最初からやり直し、なんて悲劇に見舞われるかも。
できれば、ある程度スケジュールに空きがある時期に集中して通えるようにしておき、サッとクリアできるようにしておきましょう。
最低でも1週間に1回は乗れるようにしておけば、運転感覚を失うことはあまりないです。
教習は計画的に!
その5:教習所をしっかりチェックしておこう!
教習所と言ってもピンからキリまでいろいろあります。
休憩所が充実しているかや施設がきれいかどうか、講師が優しいかどうかでも評価は分かれるでしょう。
実際に教習所に入る前に、まずは出向いてみて、教習所の雰囲気をしっかりと見ておくことをオススメします。
どんな教習プランがあるのかといったことも出向いたときに、受付の人に訊いてみるのもいいですね。
こちらのスケジュールに合わせて最初に実技予約をすべて入れてくれるプランや、どんだけ失敗しても追加料金が取られないプランの有無もポイントになります。
ちなみに僕の決め手は通うのに楽かどうかでした。
基本的に怠け者なので、楽に通えないとモチベーションが下がって教習に行かなくなる恐れがありました。
なので、自宅から歩いて2分ほどのところに送迎バスが止まる教習所にしましたね。
そのかいあって、予約をすっぽかすこともなく、しっかり受けられました。
自分の性格も考えて、最善の教習所を探してみてくださいね!
その6:ヘルメット、グローブ、シューズを用意しておこう!
ヘルメットとグローブは実技教習を受けるときの必須の装備です(プロテクターは基本教習所で貸し出しですから除いています)。
その中でもヘルメットは貸し出しもされていることが多いです。
ですから、買わずに貸し出しのもので済ませている人も多いですね。
ですが、考えてみてください。
これから夏です。
炎天下の中、バイクの教習をするって、メチャクチャ暑くて大変です。
汗が滝のように噴き出す環境でヘルメットですよ?
そうなると、他人がかぶったヘルメットってちょっと嫌じゃないですか?
ということで、是非とも自分のヘルメットを買ってみてください。
自分のお気に入りができれば、教習もきっと楽しいですし、なにより自分がバイクに乗っている姿が明確にイメージできますよ。
グローブについては軍手でもいいと言われますが、軍手はオススメしません。
バイクに乗っていてこけることもある中で、軍手は危険だからです。
それに軍手だと、いざ本番でバイクグローブにしたとき、軍手のときとの感覚のずれが起こって危険です。
初心者はちょっとの違和感でも注意力をそがれますから、教習のときからバイクグローブをするのをオススメします。
そして、シューズ。
これも靴底がしっかりしていれば、スニーカーでも教習は大丈夫です。
ですが、いざバイクシューズに履き替えたりすると、違和感でシフトチェンジにミスが起きたりして危険です。
また、スニーカーだと左の靴のつま先から親指の付け根がボロボロになります。
理由はシフトチェンジを左足の甲でするからなのですが。
僕は靴ひもをひっかける留め金が外れ、履けなくなりました。
そんなことがあるので、できれば今後使うであろうバイクシューズを使うのをオススメします。
シューズだけでなく、ここで紹介したヘルメットとグローブも実際に僕が使っているものです。
もしよければ、参考にしてみてください。
でも、こればっかりはバイクとの相性や好き嫌いもあるので、実際に自分でお店に行ったりして選んだ方がいいですよ!!
おわりに
さて、いかがだったでしょうか?
バイクに乗ってみたいと思っているあなた!
妄想を膨らまし、まんがや動画で勉強して万全の態勢で教習所へ向かいましょう!
やれば必ずできます。
最後まで自分を信じて、バイクライフの第一歩を踏み出しましょう!!