ぼくでんのプラプラ計画!!

30代の元塾講師で日本語教師がプラプラと考えたことを、マーライオンのごとく吐き出すブログ

集団塾VS個別塾!!カリキュラムから考える塾選び!!

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はじめに

塾選びって難しいですよね。

大手の塾から地域の小さな塾、最近は自宅でできるeラーニング型の塾も登場しています。

こんなにもたくさんの中から自分の子どもに合った塾を1つ選ぶというのは、かなり大変。

サイトや資料をいくつもみているうちに、当初考えていた条件をすっかり忘れて「結局どんな塾を探してたんだっけ?」なんてことに……。

そんな中でも、集団塾か個別塾かで迷っている保護者は多いのではないでしょうか。

というわけで、今回はカリキュラムの面から集団塾と個別塾、どっちを選ぶのがよいか考えてみましょう。

集団塾のカリキュラム

集団塾と個別塾の大きな違いの1つは、カリキュラムです。

集団塾のカリキュラムは基本的には毎年変わりません

大幅に変わるのはテキストの内容が全面的に変わったとか、受験システムが一変したとかそういう特別な場合のみです。

長年の積み重ねで作られていることがほとんどなので、結果についても安定したものが望めます

受験をするということであれば、この安定したカリキュラムは安心できる要素でしょう。

 

逆に言えば、安定しているがゆえに臨機応変さには欠けます。

極端に苦手な分野があったり、中途半端な時期から塾に入るとついていくのがとても大変になるかもしれません。

最悪わからないまま置いてきぼりなんてこともあるかもしれませんね。

また、定期テスト対策や私立の内部進学対策などは基本的にカリキュラムには入っていないのが普通です。

学校の対策は望めないと思っていた方がいいでしょう。

個別塾のカリキュラム

一方の個別塾は、個々に合わせたカリキュラムを作成してくれるのがウリです。

なので、いつから入ろうとどんなに苦手な分野があろうと、子どもができるようにしてくれるでしょう。

テキスト、授業内容、進むペースが子どもの実力に合わせて作られているので、集団塾のようにわからないまま置いてきぼり、ということもありません。

また、学校のテスト対策や宿題についても、事前に相談すれば見てくれることがほとんどです。

なので、苦手な分野を集中的に学んだり、定期テストや私立の内部進学対策といったことには効果があるでしょう。

ですが、子どもに合わせるがためにカリキュラムが安定しない場合があります。

カリキュラムは塾の校舎の校長や担当している講師が作るのが普通ですが、その際にテキストの変更や通う回数の変更などが提案されることも多々あります。

そうなると思った以上に授業を取らないといけなかったり、テキストが無駄になったりすることがありますし、先が見えず不安になることもあります。

また、少数ではありますが年間のカリキュラムが設定されてないために、行き当たりばったりの授業になり、成績向上につながらないということもあります。

もし個別塾を考えるようであれば、カリキュラムのチェックは必ずするようにしましょう。

おわりに

集団塾と個別塾のカリキュラムのイメージはついたでしょうか。

カリキュラムから考えると「受験=集団塾」「学校対策=個別塾」を基本とするのがいいでしょう。

受験で塾を考えている場合は、メインとして集団塾に通い、苦手な教科のみ個別塾に通うという形でもいいですね。

ちなみに、カリキュラムについては、塾に入る前に必ず説明をしてもらうようにしましょう。

しっかりとした説明がないときは、ちょっと怪しいと思った方がいいです。

 

さて、以下のサイトからは塾の資料や体験学習の申し込みができます。

よろしければ、是非使って最適な塾を探してみてくださいね。