ケアレスミスを防ぐ5つの方法!! ~数学の成績を上げたい君たちへ!~
ケアレスミス、してますか?
したくなくてもしてしまい、点数をとっても下げてしまうのがケアレスミス。
数学の成績が上がらない理由の大きな1つになっています。
ですが「まあ、ケアレスミスだし」とかいって放置され、結局、入試本番までミスが減らないということが多々あります。
入試本番ではケアレスミス1つで落ちる、これは大げさではないですよ?
というわけで、今回はケアレスミス対策です!
- 対策その1:アルファベットは筆記体で書こう!
- 対策その2:思考と計算は分けよう!
- 対策その3:見直しはまとめてやるな!
- 策その4:なにを求められているか、チェックしよう!
- 対策その5:それでもミスはあると思え!
- まとめ
対策その1:アルファベットは筆記体で書こう!
焦っているとどうしてもしてしまうのが見間違え。
その中でも意外と盲点なのが、数字とアルファベットの見間違え。
特に最近はアルファベットをブロック体でしか書けない子どもが多く、それがミスにつながるケースがあります。
たとえば、中学数学でもよく出てくる「b」ですが、「6」と見間違えたことはないですか?
こんな風に似た形の文字を入り乱れて使うと、人間はミスをしやすくなります。
であるならば、似ている文字はブロック体でなく筆記体で書きましょう。
そうすれば、明らかに形が違うので見間違えるなんてミスはなくなりますよ。
次の写真は数字と間違えやすいアルファベットの一覧です。
筆記体を知らなくても、何回か練習すればすぐに覚えられるので、しっかり練習して使えるようにしておきましょう。
対策その2:思考と計算は分けよう!
人間、そんなに賢くありません。
いきなりなんだと思うでしょうが、これはとっても大事なことです。
人間は2つのことを同時にしようとするとパンクします。
特に難しいものを考えているときに計算をしようとするのは、明らかにオーバースペックなんです。
ということで、問題を解くときは考えることと、計算は分けてやるようにしましょう。
計算をしながら、次にどんな公式を使えるのか考えていたり、答えの直前の計算で次の問題を見始めていたり……
試験の時間は限られているので、早く解きたい気持ちもわかるんですが、それでミスをしてバツになるのは何の意味もないですよね。
対策その3:見直しはまとめてやるな!
「見直ししたの?」このセリフも小学生のころから何度も聞きます。
僕も生徒に対して言いますが、たいていロクに見直しもしないで「うん」と言いますね(笑)
いや、間違ってるから見直ししたか聞いてるんですけど……、と心の中でツッコんでます。
まあ、気持ちはわかりますよ、見直しが面倒だもん。でもそれは、見直すタイミングが間違っているから。
僕だってようやく解き終わったものをもう一度眺めるなんてことは、メンドクサイのですよ。
じゃあ、いつ見直しをするのか?
それは、「自分の苦手な式や計算が出てきたとき」です。
まずは、これまでの経験を振り返ってみてください。
算数や数学の計算でちょっと苦手だなっていう計算はありませんか?
例えば、3ケタ×3ケタ以上が苦手、とか7の段の掛け算は好きじゃないとか、展開公式でミスが出やすいとか。(←これは全部僕が苦手なものです(笑))
そういうものが少しでもあるなら、そこが見直しのポイントです。
解いているときに、振り返りで出てきた苦手な部分をもう一回計算してみましょう。
1回目と2回目で同じ答えならば80%以上の確率で正解です。違うならもう一度解いて、同じになったものを答えにすれば大丈夫です。
2回も3回もやってられるか、と思うかもしれないですが、間違ったまま突き進むよりよっぽどマシですので、絶対にやるようにしましょう。
策その4:なにを求められているか、チェックしよう!
答えが出た!と安心すると同時に襲ってくるケアレスミスです。
熱中して解いているとよく起こるんですが、出てきたものと求められているものが違っていて誤答になるタイプです。
誤答とは言わなくても、余計な時間を食ったり、もうひと手間加えないといけなくなったりと無駄が出ますよね。
算数や中学数学だと単位の関係もあったりして、かなりの確率でミスが出ます。
そうならないためには、常に今の式で何を求めているのかや、問題で求められていたことは何だったんだろうとチェックすることです。
チェックをある程度挟むことで、何を求めるのかを常に明確にし、無駄なく解いていけますよ。
対策その5:それでもミスはあると思え!
人間、そんなに賢くありません。大事なことなので(以下略
正直な話、ケアレスミスを100%防ぐなんてことは、非常に難しいです。
かなり意識をしていたとしても、するときはします。
だからこそ、日ごろから自分がミスをしやすいところであったり、一回の試験でどれくらいの数のミスがあるのかを把握しておきましょう。
ミスをどれくらいするのかを把握しておけば、見直しでどれくらいのミスを未然に防がなければいけないのかがわかります。
解き終わったとき、いつものミスと同じくらいの数を見直しで修正できていれば、ケアレスミスはほぼないのではないでしょうか?
でも、それでも、ミスはあるのだ、という慎重な気持ちがあれば、決して油断することなく全力で問題に取り組めるはずです。
そうすれば、必ず、数学の点数は上がっているはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今日あげた対策は、実際に僕がやっていることです。
これをすることで、解いているときにミスが出て誤答したという回数は確実に減っています。
皆さんも是非、今日から意識的に行ってみてくださいね。