数学ができない!ちょっとしたカン違いで理系を諦めないで!
数学ができない!理系なんてムリ!と諦めていませんか?
数学ができなくなってしまう理由はいくつもあるのですが、その理由の一つは数学の学習に対するカン違いにあります。
ということで、数学を勉強するときに陥ってしまう、カン違いを見直して、今日から理系を目指しましょう!
カン違い①:「解き方を覚えよう!」
学校や塾の先生でこんなセリフを言われたことはありますよね。
このセリフの通り、解き方を覚えようとしていませんか?
一見、効率がよさそうな方法に思えますが、これをやり続けると数学ができなくなります。
理由は簡単。まったく同じ問題なんて定期テスト以外に出ないから!
とある大学教授が言うには「数学の問題は無限にパターンを作れる」そうです。
つまり、解き方を覚えてできるようにするには、無限にあるパターンを覚える必要がありますが……そんなの無理(笑)
なので、単純に解き方を覚えようとするのはやめましょう。
じゃあ、授業で覚えることはないのか、というとそんなことはありません。
覚えることは「解き方」ではなく、その解き方を導くための「発想の方法」です。
発想の方法というのは、例えば「最小値を求めよ」といわれたときに、どんなことを考えられるか?ということ。
求められていることや書かれていることから、今まで習ったことの何を使えそうなのか?解くための糸口の見つけ方をおさえられるようにしていきましょう。
カン違い②:まず公式はすべて丸暗記
公式は問題を解くための特効薬みたいなもので、確かに覚えていれば楽に問題を解決できます。
ですが、理屈もわからず公式を使うことは、数学力を鍛えられません。
少し形が変わったりすると、単に覚えているだけの公式が使えず解けない!なんて事態になるわけで。
それに単純に覚えたものなんてすぐに忘れますしね。
それではどうするか?
答えは公式の導き方を身につけること。
教科書には公式の作り方がでているはずなので、それを参考に公式を自分で作れるようにしておきましょう。
これをやることで、数学の深いところまで勉強でき、数学力が高められます。
同時に公式をど忘れしても、自力で何とかできてしまう底力がつきますよ!
カン違い③:とりあえず板書を写そう
もちろん板書を写すことはとても大切ですが、ただ写すことは意味がありません。
写すだけなら解説を見るだけで事足ります。先生なんていりません。
板書を写す時に本当に大切なのは、先生がどのような手順で解いているかです。
先生が板書しているときにグラフや式、公式をどんな順番で書いている?
先生はどんなことをつぶやいて、どんな考え方をしている?
そんな風に自分自身も先生と一緒に考えながら、先生の思考をなぞるようにしてみましょう。
そして、「ああそうなのか」と思ったことは、メモをしておきましょう。
「ああそうなのか」は解決の糸口、発想がわかった貴重な瞬間です。
「ああそうなのか」の積み重ねは、数学の勉強を楽しくしますし、数学の考え方が身につくハズです!
さいごに
まずは次の授業から、少しずつ考え方を変えていくようにしましょう。
いきなりは難しくても、意識するだけでだんだんと数学ができるようになっていきますよ!